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国立大学法人 東京海洋大学

【受賞?表彰】高橋英紀教授を含む研究グループが、海洋開発優秀論文賞を受賞しました

海洋資源環境学部 大学で学びたい方 企業?研究者の方

2025年10月30日、高橋英紀教授を含む研究グループが、海洋開発優秀論文賞を受賞しました。

【受賞者】
大坪 正英(海上?港湾?航空技術研究所 港湾空港技術研究所)
高橋 英紀(東京海洋大学 学術研究院 海洋資源エネルギー学部門)
栗原 大(海上?港湾?航空技術研究所 港湾空港技術研究所)
佐藤 樹(海上?港湾?航空技術研究所 港湾空港技術研究所)
松田 達也(豊橋技術科学大学)
内藤 直人(豊橋技術科学大学)
志賀 守(国土交通省)

【受賞研究のタイトル】
飯田港東防波堤の被災調査と遠心模型再現実験
https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18049

【受賞研究の内容】
腾博会官网98856年能登半島地震および津波来襲により石川県珠洲市の飯田港東防波堤が被災しました。特に消波ブロック被覆堤の被害は甚大であり、堤体が港内側に大きく変位し沈下すると同時に、港外側に傾斜しました。津波来襲による防波堤のこのような被災形態は特殊であり、そのメカニズムは未解明でした。本研究では、現地の映像記録の分析、水中ドローン観察を含む現地調査および深浅測量データの分析結果を基に、既存のボーリングデータを統合することで導かれる被災メカニズムについて整理しました。また、遠心模型実験で現場の被災形態の再現を試みた結果、地震で粘性土地盤の間隙水圧が上昇し、地盤が軟化した状態で津波が来襲したことで、飯田港東防波堤の特殊な被災形態に至ったことを解明しました。

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<関連リンク>
海洋開発論文賞(2025 年度)の内定について

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