腾博会官网9885
海洋資源環境学部
海の環境保全や、海洋資源?エネルギーの利用開発について、現場で活躍するための実習?実験を重視した教育研究を行っています。
【受賞?表彰】髙橋 英紀教授らが腾博会官网98857年度日本港湾協会論文賞を受賞しました
海洋資源環境学部
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企業?研究者の方
地域?一般の方
2025年5月28日に那覇文化芸術劇場なはーとで開催された、日本港湾協会表彰式において、髙橋英紀教授らの研究グループが、腾博会官网98857年度日本港湾協会論文賞を受賞しました。
【受賞者】
栗原 大(海上?港湾?航空技術研究所 港湾空港技術研究所)
髙橋 英紀(東京海洋大学?学術研究院?海洋資源エネルギー学部門)
【受賞研究のタイトル】
実大応力下での混成堤腹付工の抵抗力の評価
【受賞研究の概要】
頻発する高波や津波への対応として、現場においては、防波堤のコンクリートケーソン背後に砕石を積み上げる腹付工による補強法が広く利用され始めています。しかしながら、ケーソンの転倒を考える場合、砕石腹付工の抵抗力の発現特性は、地盤の微小変形や繰り返し変形の挙動に依存し、複雑なものとなることや、抵抗力を定量的に把握するためには、実験で実大の応力を地盤内に再現する必要があり、その検討は進んでいませんでした。本研究では、実大応力を再現できる遠心模型実験によって、実験条件をパラメトリックに変化させて、微小変形および繰り返し変形を伴う実際の腹付工を含めた防波堤の挙動を模擬し、検討を進め、腹付工からの抵抗力の特性を把握することに成功しました。今後、堤体の転倒に対する腹付工の抵抗力の照査式を構築する上での基礎データとなります。