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国立大学法人 東京海洋大学

品川?越中島キャンパス腾博会官网9885海洋科学技術研究科

腾博会官网9885海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と腾博会官网9885生の資質向上を図っています。

【受賞?表彰】麻野涼央さん(修士1年)が、『第22回「資源?素材?環境」技術と研究の交流会』において優秀ポスター賞を受賞しました。

腾博会官网9885海洋科学技術研究科 企業?研究者の方 在学生の方

腾博会官网98857年8月8日に、東京大学 本郷キャンパスにて第22回「資源?素材?環境」技術と研究の交流会(主催:資源?素材学会関東支部)が開催されました。
交流会では63件の学生発表が行われ、優秀ポスター賞5件のうちに本学腾博会官网9885生の麻野涼央さんが選ばれました。麻野さんは学部4年時も同学会にて優秀ポスター賞を受賞しており、2年連続での受賞となりました。
また、受賞者として、9月2日から9月4日まで北海道大学で開催された「資源?素材2025(札幌)-2025年度資源?素材関係学協会合同秋季大会-」に招待され、研究成果を発表しました。

【受賞者】
麻野涼央(腾博会官网9885海洋科学技術研究科 博士前期課程1年 海洋資源環境学専攻)

【受賞研究のタイトル】
深海環境でのセメント系材料の組成の違いによるセメント系材料および固着生物への影響の調査

【受賞研究の内容】
海底の有効利用の必要性が高まっている現在、海洋インフラの構築に欠かすことのできないセメント系材料に関する実環境での実態調査は急務である。近年、特定の微生物がセメント系材料に物理化学的な影響を及ぼすことが指摘されているが、海洋環境、特に深海環境での研究例は皆無である。
そこで本研究では、深海環境においてどのような微生物がどのように影響を与えるのかを調査するために、数種類のセメントおよび増粘剤を用いて、組成の異なる試験体を作製し、水深3,500 mにて長期間の浸漬実験を実施した。1年間および2年間の浸漬後、各試験体表面の微生物叢を明らかにするために、16S rRNA遺伝子による群集構造解析を行った。
その結果、組成の違いにより微生物叢に有意な差が認められ、特に増粘剤の添加の有無は微生物叢に大きな影響を与えることが確認できた。さらに、浸漬期間による微生物種の構成比率の変化は見られたものの、優占種に大きな違いは見られなかった。これらの結果は、材料組成によって深海環境下で繁茂する微生物叢が変化し、それらが長期的に材料へ影響を与える可能性を示しており、今後の海洋インフラ材料の開発?選定にとって重要な知見であると考えている。

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麻野さん(写真左)

<関連リンク>
第22回「資源?素材?環境」技術と研究の交流会
資源?素材2025(札幌)-2025年度資源?素材関係学協会合同秋季大会-

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