7/29 越中島キャンパスで女子学生のためのキャリアパスセミナーを開催しました
2016.08.08
2016年7月29日(金)の海洋工学部のオープンキャンパスに合わせて、越中島キャンパス(越中島会館2階 セミナールーム)にて開催しました。海に関わることを学びたい?仕事にしたい女子生徒を対象としており、海洋?海事関連の仕事に従事する卒業生を招いてミニ講演会+懇談会のイベントを毎年実施しています。海洋工学部の夏のオープンキャンパスのプログラムの一つとして大学に進学した理由や卒業後の進路、就職先の仕事について紹介する取組みで、中?高校生や保護者を中心に、大学生、腾博会官网9885生など大勢の方が参加されました。
前半の先輩講演では、海洋工学部の卒業生2名(イーグル工業株式会社より小杉紗和花氏、川崎汽船株式会社より松野未沙氏)にお越しいただいてご講演いただきました。はじめに、小杉氏が「女性技術者の一例」と題し、受験の動機や現在の仕事について、"苦手な科目は今できなくても的を絞って努力を積み重ねれば必ずステップアップできる"と目標達成のコツを熱く語られました。
つづいて、松野氏より「『海技者』という仕事について」と題し、現在までの経歴と勤務した船の種類、"船乗り"をめざした理由や大学時代の実習体験、実際に船に乗っての苦労や楽しみなどについて船内や船上からの写真を見せながら紹介されました。一等航海士で現在陸上勤務の松野氏が「18でこの道を歩みだしてから一年通して陸にいたことがない」と語るなど、船乗りに憧れる高校生が目を輝かせて聞き入っていました。
休憩を挟んで、後半は、二つのグループに分かれ、講師に直接質問するフリートーク形式の懇談会「キャンパスライフ&就活について先輩と語ろう!」を行いました。大学を選んだ理由や実習内容について、就職活動の悩み、現在の仕事内容など様々な質問が飛び交う、にぎやかなひとときとなりました。中には、"船乗りになりたいが女性に不利なことはないのか"といった具体的な質問がありました。普段なかなか聞くことができない貴重な話が聞けるとあって、船に関連した就職を希望する生徒の参加者が多数をしめていました。また、保護者も同席できることから、親子で参加する高校生が毎年増加しています。アンケートに書かれた"女性の先輩と直接話す機会に恵まれて親として安心した"、"船乗りの先輩の話が聞けて安心して娘の夢を応援したくなった"との保護者のコメントが印象的でした。参加者が実際に本学に進学する例も毎年数名おり、大変効果的なイベントとなっています。
学部生、腾博会官网9885生をはじめ、本学への進学を希望する高校生や保護者の多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
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