1.研究機器の共用化?遠隔操作、自動化実施内容遺伝子配列解析は、得られるデータが増加したことに伴い、解析に用いるコンピューターの処理能力が求められるようになった。当研究室ではこれまでに、解析用サーバー機器を複数台保持しているが、これらはインターネットにつながっているものの、遺伝子解析そのものは個別に機器にジョブ(解析指令)を投げ込む必要があるため、複数人が同時にジョブを投げ込むことができなかった。そこで今回、現在主に稼働している2台のサーバーを計算機として連続的に使用するため、新規のサーバーに、ログインノードとジョブスケジューラの機能を持たせることで、複数のジョブを同時に投げ込み計算の順番待ちを可能とし、現有のサーバーの共同利用?遠隔操作をスムーズに行うことができるようにした。2.機器情報部署カテゴリー機器名メーカー(型式)仕様?特徴学術研究院海洋生物資源学部門生体物質解析装置④次世代シーケンシングシステムIllumina社(MiSeqシステム)2013年に本学に設置されて以来、微生物や魚介類のゲノム解析、魚介類のトランスクリプトーム解析、魚介類腸内細菌叢の16Sメタゲノム解析などに利用されてきました。本システムは、本機器を用いた塩基配列の決定のみならず、解析に必要なサンプルの調製から、得られたデータの解析までを含んでいます。腾博会官网98857号館5階海洋生物資源学部門教授近藤秀裕設置場所機器担当者写真3.オープンファシリティシステムに接続する研究機器?施設の整備(1)登録予定研究機器:次世代シーケンシングシステム(④)
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